ゆずめも

メモ的なブログです。主に勉強した事について書いてます。

nest.jsの起動時のログを止める

github.com

tl;dr

  • 一旦LogLevelの設定でlogをなくす
  • 起動後Loggerの設定を上書きする

きっかけ

最近nest.jsを使っていて、serverless環境で動かす時にgoのechoだとできたんだけど、起動時のログ出るのなんとか抑制できないかなーと思って結構無理やりっぽくなったので誰かいい方法知ってたら教えてほしい

yuzu441.hateblo.jp

やりたいこと

  • 起動時の初期化ログの抑制
    • ただしerrorやwarnは出したい
  • 開発環境であればログは全部出す

実現方法

nestjsの型定義などを見てみたが、どうもそういうオプションはなさそうだった。

nestのプロジェクトを作成するとできるmain.tsに以下の変更を加える

const productionLoggerLevel = ['error', 'warn', 'log'] as LogLevel[]
async function bootstrap() {
  const isProd = process.env.NODE_ENV === 'production'

  const app = await NestFactory.create(
    AppModule,
    {
      logger: isProd ? ['error', 'warn'] : undefined,
    }
  )

  const port = process.env['PORT'] ?? 3000
  await app.listen(+port).then(() => {
    Logger.debug(`Server listen port ${port}`)
    isProd && Logger.overrideLogger(productionLoggerLevel)
  })
}

ここで重要なのはNestFactory.createproduction環境であれば['error', 'warn']だけをloggerに設定していて、listenのcallback内でLogger.overrideLogger(productionLoggerLevel)で再度上書きしている所

まとめ

nest.jsの初期化の処理を追っているとcreateの時にLoggerの設定を行っていてfalseを渡すとoverrideLoggerでLogger instanceをundefinedで上書きしているけど、LogLevelを設定するだけであればLoggerのインスタンスは上書きされない事がわかったので、一旦logを抜いたLogLevelを設定して、再度logが出力される設定で設定し直している

github.com

最近一個のサーバーでずっと動かしてるというより、コンテナとかでポンポン作るので起動時のログを素直に抑制できるオプションとか入れてくれないかな…

mi band4を買いました

母があまりにも通知に気づかないのと、寝てない自慢をするので睡眠トラッカーが欲しくmi band4を購入しました

ただいきなり渡しても使いこなせないだろうと言うことで使い方を学ぶために数日FitbitとMi Band 4を両手に装備した生活をします

tl;dr

  • やっぱフルカラー綺麗
  • 画面見たら自動でONになる期間を設定できる
  • bluetooth5の同期が超早い(fitbitとの比較
  • バッテリー充電取り外すのは死ぬほど面倒だが、fitbitと違い確実に充電できてるのはいいところ
    • 一度100%まで充電すると、画面明るさ3で2日で14%くらいの消費だったので2週間くらい充電しなくて良さそう
  • アカウントが削除できない
    • アカウントを削除するためのログインが押せない*1

以下、感想というかツイートです

*1:最後のツイート参照

GoogleFormがsubmitされた時にgasからメールを投げる

会社のwebサイトに導入したGoogle Formがsubmitされた時にG Suiteで用意したメーリングリスト(グループ)にメールを送りたかっただけなのに
信じられないくらいハマって時間かかったので、誰かが同じような所でハマった時に助けになればと思いメモ

ハマった点

appscript.jsonに使うものは手書きしないといけない

appscript.jsonというマニフェストに、使用するものはoauthScopesに手書きしないといけない

コード的に使用しているものがうまく認識されれば勝手に入るらしいけど、関数の引数で渡ってくるeventとかでformとか判断するのは無理そうだった

マニフェストに書いても有効になっていない

例えばGoogle Formであればhttps://www.googleapis.com/auth/formsというURLを設定するが、スクリプトエディタの画面で実行ボタンを押した時に初めて出る認証のダイアログで認証が完了して初めて有効になる

ちなみにフォームから呼ばれた時等のイベント発火では当然ながらダイアログは出ない

submit関数2つある

submitが2つあるらしい

qiita.com

Google Formのものではなく間違えてSpreadSheetへのアクセス権が設定されていてもsubmitのタイミングで呼び出せてしまって、以下のサンプルコードでformの値を取得するために使われているgetItemResponses関数がundefinedとなりまともに動作しない

更に自分の環境が悪いのかgetItemReponsesundefinedだというエラーが自分の環境だと表示されず*1

aliasに設定してないと送信できない

これはやらないとできないと書いてる記事を見て、やってない場合にできないことを体力が削られすぎて確認まではしてない。とりあえず自分は設定したのでもしメール送れなかったら確認してもいいかも

tonari-it.com

サンプルコード

以下設定値とサンプルコード

{
  "timeZone": "Asia/Tokyo",
  "oauthScopes": ["https://www.googleapis.com/auth/script.send_mail",
                  "https://www.googleapis.com/auth/gmail.modify",
                  "https://www.googleapis.com/auth/forms"
  ],
  "dependencies": {
  },
  "exceptionLogging": "STACKDRIVER"
}
"use strict";
function myFunction(e) {
    var itemResponses = e.response.getItemResponses();
    var msg = itemResponses.map(function (res) { return res.getItem().getTitle() + ":\n" + res.getResponse(); }).join('\n\n');
    var address = '';
    var options = { noReply: true, from: address };
    GmailApp.sendEmail(address, 'HPお問い合わせ', msg, options);
    console.log('done');
}

最後に

参考にさせていただいた記事のおかげでとりあえず動くものはできました。ありがとうございます。

*1:undefinedを関数としてコールしてんだからエラー出せよとすごい思う